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【NICKS BOOTS】歩くたび”ギーギー”音が鳴る事象について


ステッチダウンのタフなワークブーツとして評価を得ているニックスブーツ。

履きこまれた形跡があり、オーナー様も随分と気に入って愛用されている様子がうかがえます。


しかし気になるのは踏み込むたびに「ギー、ギー、」とウナるような音。

いわゆる”音鳴り現象”です。


音鳴りの原因は様々あります。

・ソール剥がれ

・シャンク剥がれ

・積み上げのバランス不良

・中敷やライニングのずれ

・アッパーの渋鳴き(タンニンレザーの場合、革に含まれるタンニン成分で鳴く)


などなど……。


大雑把に言えば、「どっかしらのパーツ同士が擦れ合って軋みが発生している部位がある」ということです。


その原因箇所を判別する所から修理の第一歩が始まるわけですが、これはある程度バラしてみないとわからない場合も多いです。基本的にソール周りは全交換(オールソール)を前提にご案内していく修理屋さんが一般的ではないでしょうか。


今回も診断した結果、足を踏みしめたタイミングで鳴いていたので、原因は屈曲部周辺にあると予想。


①アウトソール

②ラバーミッドソール

③レザーミッドソール

④インソール


ソールを構成する4層いずれの部分で鳴いているかまではわからないので、全交換にて承りました。


ヒールから順にバラしていくと、やがて原因箇所を発見。



③と④の間にギャップが発生しており、屈曲によって摩擦音が出ていたのでした。

①アウトソール

②ラバーミッドソール

③レザーミッドソール

※ここが原因部位

④インソール

原因が分かれば、あとはチョチョイのチョイ。

フィラー(クッション材)を詰めてギャップを埋めます。


その後は通常通りボトム周りを組んで行きます。



大まかな部材などは純正と近い仕様ですが、ラバーミッドソールをあえて省略していますので履き心地がその分軽快になっています。


これからも素敵なブーツライフをお楽しみください。

ご依頼ありがとうございました!


YUMA.

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