「HorseButt Strip」採用のRelaxing Worker Sandals
- 4 日前
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『Charcoal burner ”Strip”』




Horween社の「HorseButt Strip」を甲革に採用した特別仕様のCharcoal burnerが数量限定で登場です。
ホースバットとは馬の腰~尻にかけた「胴体後ろ半分の革」を指します。(ちなみにホースフロントは首~肩にかけた胴体の前半分)
馬革といえばコードバンが有名ですが、コードバン層も含めた馬のお尻側の革全体がホースバットです。
ホースバットストリップとは、 ホースバット全体から”コードバン層を取り除いた残りの部位" のことを指します。
つまりコードバンに対してのトリミング片です。
「それってサンドイッチの耳みたいなモンだよね?なんか価値あるの?」
と、感じてしまうかもしれませんが、ストリップもコードバンに負けず劣らずの魅力を持っています。

最終的に切り離されるだけで、基本的な製造過程はコードバンと同じ。
時間とコストがかかるピット(浴槽)なめしでたっぷりとタンニンを含ませてあり、ホースバットの強靭な繊維がさらに堅牢化しています。
しかも繊維構造が複雑に絡み合っているので、引っ張り強度にも優れています。
タンニンなめし特有の可塑性(形を覚える性質)を発揮し、木型を忠実に記憶します。
一般的な革素材に比べ剛性が高いので足に馴染むまで相応に履き込む必要がありますが、それもまた育てる楽しみです。
”Strip”の風合いを最大限に活かすべく、あえてのナチュラルタンフィニッシュ(無垢仕上げ)。
アッパーには木型の鼻緒ラインを記憶させるために、ハンドでハンマリング(ハンマーで叩いて形をなじませる工程)を行い、その圧力によって自然と色が褐色に変化していきます。


アウトソールはVibram ”COLIBRI Sole。ヴィブラムでも珍しい発泡コンパウンドを採用したコリブリソール。


発泡剤でゴムを膨らませ、軽量かつプニプニとした履き心地でとてもコンフォータブルな素材です。
コリブリは専用コンパウンド※を採用しており、独特の物性を有します。オリジナルのチャコールバーナーではグレーカラーでしたが、”Strip”はホワイトカラーを採用。革の積み上げを一段挿入し、アッパーとソールのバランスを引き締めます。
コリブリソールはすり減っても継ぎ足し修理が可能なため、ランニングコストはリーズナブル。メンテナンスを続けながら長く履くことができます。
足数わずかですが店頭に並べておりますので、ご来店の折にはどうぞお気軽にお試しください。
◯価格:41,000円(税込45,100円)
Yuma.
※以前のブログで『ガムライト系(を発泡させてる)ではないか』と発信しましたが、VIBRAM本国に確認したところ「コリブリ専用の独自配合」とのことでした。謹んでお詫び申し上げると共にこの場で訂正いたします。質問に快く回答いただきましたイタリアVIBRAMおよびVIBRAM JAPANの方々に感謝申し上げます。

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