フラットボックス＆スペードソールカスタム完結編【RED WING875】

前回ウェルティングまで紹介しました。

ここからはいつもどおりのリソール工程になりますので、いきなり仕上がりをご覧ください。

（踏みつけ部分とヒール部分はボリュームを出し、踏まずのはくびれを意識）

（ダシ糸は生成り。ウェルトの造作にコントラストを生む）

（踏まず部分はキュっとくびれている）

（ヒール積み上げはロガーヒール）

（ハーフラバーとブロケットヒールで実用性も担保）

（インソールおよびインソックも一新）

スペードソールを意識した、ピーキーなソールシルエットを目指しカスタマイズいたしました。

今回は中底交換もあったのでリブテープからアジャストすることにしましたが、単にウェルトを削り込むだけなら純正状態のウェルトでも加工は可能です。ただし踏まず部分はウェルトの幅は狭くなるので次回リソール時にリウェルトが必要になる恐れがありますので要注意。

靴は趣味でありながら道具でもあるので、使い勝手やライフスタイルとのギャップが生じないようカスタムプランを練ることが肝要です。

もちろんそこはプロの視点からとことんお手伝いいたしますので、皆様の熱い”こだわり”をお待ちしております。

ご依頼ありがとうございました。

YU'MA.